折り上げ天井は後悔とデメリットが大前提?!照明も選べないって本当? | 豆ちし記

折り上げ天井は後悔とデメリットが大前提?!照明も選べないって本当?

住まい
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折り上げ天井は、スタイリッシュでとてもおしゃれです!

デザインだけではなく、居心地の良い空間を作り上げる点でも注目を集めています。

吹き抜けや天井を高くするよりも費用が抑えられるので、リフォームの際にも取り入れられています。

そんな人気の折り上げ天井に、後悔やデメリットはあるのでしょうか?

解放感にはバツグンの効果があり、採光性にも優れている折り上げ天井。

しかし、実際に折り上げ天井を取り入れて、後悔とデメリットがあるのです!

掃除がしにくいなど、日々のメンテナンスに手間がかかることもあります。

使いたい照明が使えなかったと、後悔した方もいました。

後悔やデメリットもある折り上げ天井ですが、もっとおしゃれに見せるポイントもあるので、ご紹介します♪

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折り上げ天井の後悔6選

折り上げ天井は、そもそもどういうもの?

折り上げ天井とは、天井の中央部分を周囲より一段高くとった天井のことです。

一般的にリビングや玄関、和室などに用いられます。

折り上げ天井にすると、天井が高くなるだけではなく、おしゃれでより広い空間になります。

しかし、折り上げ天井もいい面ばかりではなく、後悔する部分もあるようです。

実際に取り入れて後悔した点をまとめてみました。

  1. 掃除やメンテナンスに手間がかかる
  2. 天井裏の作業がやりにくい
  3. 折り上げ天井を中途半端にしてしまった
  4. 室温が上がりやすい
  5. 間接照明を見えないように取り入れて失敗
  6. 電球交換が面倒で危険

掃除やメンテナンスに手間がかかる

掃除に関しては、後悔している声がとても多かったです。

折り上げ天井にすると、他の部屋と比べてほこりが溜まりやすく、クモの巣もつきやすいです。

メリットである天井の高さがデメリットになり、頻繁に掃除が必要になります。

また、照明によっては白系のクロスを使っていると、他の箇所よりも黒くなってくるようです。

DIYが好きで自分でクロスの張替えをされた方は、段差の部分のクロスを合わせるのが大変だったと後悔していました。

クロス屋にメンテナンスを頼むと普通の天井より割り高になるなど、張替えにもいろいろと手間がかかりますね。

また、漆喰の壁にしてしまうと、ザラザラしていて拭くことができません。

ほこりが目立つところだけ軽く叩くか、サッと拭く程度の掃除しかできないようです。

日々のメンテナンスやクロスの張替えに困ることもあるので、長期的にお金や時間をかけたくない方にはおすすめできません。

逆に、メンテナンスや張替えなどを楽しみながらできる方、デザイン重視の方にはおすすめです!

手間がかかることが許容できれば、おしゃれな空間ができるのね♪

ほこりのつきにくい素材の天井や壁を採用して、掃除の回数を減らすのもいいですね♪

天井裏の作業がやりにくい

室内空間は広くなりますが、その分、天井裏の空間は狭くなります。

建物完成後に天井裏でLAN配線等の作業が必要な場合は、狭い空間で行うことになります。

後々の変更にも手間がかかり後悔するようですね。

折り上げ天井を中途半端にしてしまった

吹き抜けは夏と冬の光熱費が高くなり、1階の音や匂いなども2階まで伝わりやすくなります。

そういう欠点を避けるために、折り上げ天井にされる方もいます。

折り上げ天井にすると、上の部屋の天井が低くなります。

それを防ぐために、折り上げ部分をあまり確保しなかったことにより、中途半端な解放感になってしまったようです。

さらに、上の部屋は少し圧迫感を感じる部屋になってしまい、後悔していました。

その部屋だけの解放感ではなく、家全体を考えて折り上げ天井を取り入れることが重要ですね。

室温が上がりやすい

屋根と天井の間が狭いため、屋根の熱が室内に伝わりやすくなります。

断熱材が多く入れてあっても万全ではありません。

2階がリビングで、はりを出した折り上げ天井の場合は、冬は晴れていると暖房もほとんどいらないくらい暖かいようです。

しかし、夏は早朝から冷房をつけないと暑いので、光熱費が気になりますね。

室温の上昇を抑えたい場合は、折り上げ天井を1階の部屋にするのがいいでしょう。

どうしても2階の部屋にしたい場合は、二重窓にしても、夏場は冷房を長時間使うことになりそうですね。

間接照明を見えないように取り入れて失敗

間接照明を折り込んだ折り上げ天井にすると、ほこりがぎっしり溜まるようです。

折り上げ天井でも、はりをオープンにするタイプのほうが掃除がしやすかったと後悔した方もいました。

電球交換が面倒なうえ危険

リフォームでリビングだけを折り上げ天井にする方もいます。

天井が高くなり部屋も広く感じて、おしゃれな照明も購入して大満足!

と思った半年後に、後悔したそうです。

折り上げ天井の高さが高くて、電球の交換が大変だったとのこと…。

大きな脚立を持ってこないと交換できないことや、高齢になった時を考えると高所での作業も危険ですよね。

リフォームの際は、長期的なことも考えて、折り上げ天井の採用を検討しましょう。

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折り上げ天井のデメリットとメリット

折り上げ天井のデメリットとメリットを比べてみましょう!

デメリットは後悔した点と重なるところがありますが、折り上げ天井にする際にとても重要になる部分です。

この点を納得した上で折り上げ天井にするのと、折り上げ天井にして初めて気づくのでは、今後の生活がまったく違ってきます。

折り上げ天井にすることで、デメリットばかりではなくメリットももちろんあります!

折り上げ天井にして本当に良かった!と満足している方もいました♪

まずは、折り上げ天井のデメリットから見ていきましょう。

デメリット

折り上げ天井のデメリットは4点あります。

  • 掃除がしにくい
  • 折り上げ天井を設置する高さに注意
  • 上の部屋の天井高の低さ
  • 音が響く

掃除がしにくい

日々の生活で掃除はかかせないものです。

折り上げ天井は特に定期的な掃除が必要になります。

天井の角の部分はほこりやクモの巣がつきやすく、汚れが目立ちやすいです。

折り上げ天井を設置する高さに注意

極端に折り上げ天井を高くしてしまうと、部屋のバランスが悪くなります。

部屋の広さや窓の大きさなどを考慮して、折り上げ部分の高さを調節したほうがいいでしょう。

建築時、施工会社といろいろと相談が必要になり大変な思いをされた方もいました。

上の部屋の天井高の低さ

折り上げ天井の上階にある部屋は、天井が低くなってしまう可能性が高くなります。

下の階の天井を高くすると、上の階の床が上がってしまうのは仕方がないことです。

その分、天井が低くなることも考えておいたほうがいいでしょう。

人によっては、圧迫感を感じることがあります。

音が響く

1階を折り上げ天井にすると、ハリを見せることによって広々として見えます。

しかし、2階で寝ていると1階の音がけっこう響くようです。

吹き抜けほどではなくても、響くのは気になりますよね。

メリット

次に折り上げ天井のメリットも見ていきましょう。メリットも4点あります。

  • 部屋に奥行きが生まれる
  • 部屋がスタイリッシュな空間になる
  • 採光性がアップする
  • 費用が安い

部屋に奥行きが生まれる

天井を高くとることができない部屋や、空間を広く見せたい場合には折り上げ天井がおすすめです。

解放感に関してはバツグンの効果があります。

部屋がスタイリッシュな空間になる

折り上げ天井は様々なデザインが可能です。

折り上げ部分の色や素材を変えたり、化粧はりを取り付けることで部屋にメリハリが生まれ、スタイリッシュでおしゃれな空間になります。

採光性がアップする

天井が一段階高くなるため、窓をとるスペースを広くすることができます。

採光用の小さな窓をつけるのもおしゃれですね♪

自然光をたっぷり取り入れたリビングやお部屋なら、穏やかで暖かい時間を過ごせることでしょう。

費用が安い

設計にもよりますが、追加費用は10万前後のケースがほとんどです。

吹き抜けや天井を高くするには予算が…というあなたには、一部折り上げ天井がおすすめです。

20cmくらい折り上げただけでも解放感を感じます。

天井が低いリビングでは、天井を全部上げるよりも一部上げるほうが解放感を感じやすいようです。

デメリットもあるけれど、魅力的なメリットもあるのね♪

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折り上げ天井の照明やおしゃれに見せるポイント

後悔やデメリットもありますが、折り上げ天井のある家はとてもおしゃれです。

あるのとないのとでは、部屋の印象がまったく違います。

折り上げ天井を、さらにおしゃれに見せるポイントをご紹介します!

間接照明

照明は、折り上げ天井の魅力を一番引き出してくれます!

立体感がさらに増す効果もありますし、間接照明の種類で雰囲気も大きく変わります。

折り上げ天井と合わせて、素敵な空間を楽しんでくださいね♪

間接照明の注意点

設計によって、配線ダクトを使った照明が使えないなど、照明器具の選択枠が狭くなります。

また、希望する位置に取り付けができない場合もありますので、施工会社とよく相談してくださいね。

クロス

クロスを上手に利用するのも、とても効果的です!

アクセントクロスを使いこなすことによって、さらに解放感や奥行きを演出できるようになります♪

ただ、後悔する点でもお話しましたが、白系のクロスは避けたほうがいいでしょう。

メンテナンスに手間がかかるなどの不便な点もあります。

模様替え気分でメンテナンスを楽しめるのなら、あまり負担を感じることなく、おしゃれな空間を満喫できるのではないでしょうか

天井はり(見せはり)

はりをあえて見せるタイプの「見せはり」です。

見せはりの素材や形、デザインによってよりスタイリッシュな空間を演出してくれます。

はりの色を変えることも可能なので、部屋のアクセントにもなりますね♪

天井はりの注意点

施工内容によっては「省令準耐火構造」などの法律が関わるケースもあります。

「省令準耐火構造」は建築基準法に記されています。

  • 主要構造部(屋根・柱・壁・床・階段・はり)が耐火構造に準ずるもの
  • 延焼の可能性のある開口部(窓・扉)に防火戸などの防火設備を備えていること

この2点を満たしているものが、準耐火構造の建築物です。

この点も施工会社としっかり相談しましょう。

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まとめ

  • 折り上げ天井は、スタイリッシュでおしゃれ
  • 空間の解放感や奥行き、採光性に優れている天井
  • 折り上げ天井は、さまざまなデザインが可能
  • 吹き抜けや高い天井にするよりも、費用が安い
  • 折り上げ天井は、照明器具の選択が狭くなる場合がある
  • 日々のメンテナンスは後悔することが多い
  • デメリットもあるが魅力的なメリットもある

折り上げ天井は後悔やデメリットがつきものです。

それを納得のうえで取り入れたなら、日々の生活の中でも、それほど後悔しないのではないでしょうか。

どんなことにもデメリットは存在します。

そんなデメリットも少しの工夫で改善されることもありますよね♪

折り上げ天井では、白系のクロスはデメリットになりますが、それを生かしてアクセントカラーにすることで、よりおしゃれな空間になるでしょう!

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