ここ最近、値上げラッシュが止まりません!
もともとギリギリだった我が家の家計も大ピンチです!!
家計を預かる身としては、食料品など1円でも安く手に入れたいですよね?
そんな庶民の強い味方が、各社から出ているPB(プライベートブランド)商品です。
数あるPB(プライベートブランド)商品の中でも知名度ナンバーワンなのが、イオンの「トップバリュ」です!
でも、「トップバリュの商品はやばい」とのうわさがネット上でささやかれています。
いつも買っている人、またはこれから買おうと考えている人は「えぇ!?トップバリュってやばいの!?大丈夫?」と不安になりますよね?
はたしてトップバリュの商品は本当にやばいのでしょうか?
今回はそのうわさの真相を味、品質、安全性の3つの点から探っていきます。
トップバリュ商品はやばい?!数多くの商品の中にあたりはずれがある!
トップバリュ商品がやばいと言われているのはなぜなのでしょうか。
その理由は数多くの商品の中にあたりはずれがあるからだとか!?
トップバリュ商品にあたりはずれがあるって一体どういうこと?
さっそくその真相を探ってみましょう!
トップバリュ商品の何があたりなの?気になる!ネットのうわさ
大事なお金を使って買い物をするんです。
せっかく買うなら損はしたくないですよね?
安くても食べれないくらいまずい「はずれ」商品なんて買いたくない、できればおいしい「あたり」商品を買いたいと人間誰しも思うはずです。
ではトップバリュ商品のなかで、何が「はずれ」で何が「あたり」なのでしょうか?
ネットで日々ささやかれているうわさにヒントがあります。
実際にトップバリュの食料品を口にした人たちが上げているコメントをのぞいてみましょう。
まずは文字どおり、悪い意味での「トップバリュの商品はやばい」という声です。
「匂いがキツすぎる」「薬品を食べている感じ」「味無さ過ぎ」「粉っぽい」などを見つけたよ…。
結構ひどいように感じますが、これでもまだ、わりと普通のコメントです。
次は商品のあまりのまずさに、絶句したのでしょうか?
味の例えが普通ではなくなっている人たちの声です。
「雑巾のエグ味」「コルク噛んでる」「土」「ビニール」「粘土」など…、驚きです。
かなりやばいですね。とても食品に対する感想とは思えません。
こうした声がよく聞かれるトップバリュのはずれ商品はこちらです。
ほかにもトップバリュ商品に対して「異星人が作ったニセ食品」という声だったり、「買うもの買うもの全てまずい」という声も聞かれます。
これを聞いて、いつもトップバリュ商品を買っている自分の味覚をうたがってしまったそこのあなた!
ご安心ください、大丈夫ですよ。
逆にいい意味で「トップバリュの商品はやばい」という声も上がっています。
「うますぎる」「想像以上の美味しさ」「重宝する」「ハマりそう」「コスパ最強」「めっちゃ良い」「究極の快楽」などもありましたよ!
このように絶賛されている商品もあるんです!
トップバリュのあたり商品がこちらです。
低価格にしてはおいしい!という評価が多く見られました。
トップバリュ商品のなぜ?分かれる評価の理由とは?
それにしても、トップバリュ商品はなぜ、こんなに評価が分かれるのでしょうか?
人の好みはそれぞれです。忘れがちですが、味覚もそれぞれ違います。
しかし、同じPB(プライベートブランド)の中で、こんなに極端に賛否が分かれるのは珍しいことではないでしょうか。
他のPBである、セブンイレブンの「セブンプレミアム」や西友の「みなさまのお墨付き」、ドン・キホーテの「情熱価格」などではあまり見られない現象です。
これは、トップバリュの商品数があまりにも多いのが原因といえます。
まず「トップバリュ」ブランドだけで4種類(「トップバリュ」「トップバリュベストプライス」「トップバリュグリーンアイ」「トップバリュセレクト」)も存在しています。
ややこしいですが、それぞれコンセプトが微妙に異なるのです。
ブランド名 | 特色 | コンセプト |
---|---|---|
トップバリュ | オーソドックス | イオンの新価値創造ブランド。 お客様の「あったらいいな」に応える。 |
トップバリュ ベストプライス | 価格重視 | イオンの満足品質ブランド。 地域いちばん価格を目指す。 |
トップバリュ グリーンアイ | 生鮮食品 | イオンのオーガニック&ナチュラルブランド。 自然環境の持続可能性を追求。 |
トップバリュ セレクト | 品質重視 | イオンのこだわりぬいた最上級ブランド。 |
お客様の要望に応えるように取り扱う商品の質を高めたり、種類を増やしていったのだと思われます。
その品目数は全部でなんと約5000品目もあり、そのうち食料品だけでも約3000品目もあります!
これだけあれば当然、人によって合う合わないもありますし、良い商品も良くない商品も出てくるということでしょう。
もうこうなったらガチャを楽しむ感覚で、トップバリュ商品を買ってみましょう。
あなたがおいしい!と思えるものもきっとあるはずです。
トップバリュ商品はおすすめ?!安いのは品質が悪いから?は誤解
そもそもトップバリュ商品がやばいくらい安いのは、イオングループのPB(プライベートブランド)だからです!
ではPB(プライベートブランド)とは一体何なのでしょうか?
簡単にいうと、本来は商品をつくらないスーパーマーケットなどの小売業者がつくる商品を指します。
お客さんに一番近い小売業者がつくることで、お客さんが欲しいと思っているおすすめ商品ができるメリットがあります。
PBではない、いわゆるふつうの商品というのはメーカーさんが企画開発し、生産します。
そこには長年その分野に特化したノウハウやブランド力があり、時間と手間をかけて商品化するのでコストがかかるわけです。
これをPB(プライベートブランド)に対してNB(ナショナルブランド)と呼んだりします。
PB(プライベートブランド)商品が登場する前は、メーカーさんがつくったNB(ナショナルブランド)商品だけがスーパーマーケットに並んでいました。
今はお店の同じ棚にPB(プライベートブランド)とNB(ナショナルブランド)が並び、PB商品の安さについ手が伸びてしまいます。
PB(プライベートブランド)だとなぜ安いのかというと
- 生産コストを抑えられる
- CMなど広告宣伝費をかけていない
- 大量発注により、単価を安くできる
- パッケージデザインがシンプル
という理由が考えられます。
前述のようにトップバリュには数多くの商品があります。
トップバリュはイオングループのPB(プライベートブランド)ですが、全て自社工場で生産しているわけではありません。
商品の企画開発と販売はイオンがおこない、製造は様々なメーカーさんにお願いしています。
トップバリュ商品をつくっているのは、ほとんどが名の知れたNB(ナショナルブランド)商品を製造するメーカーさんです。
PBであるトップバリュもNB(ナショナルブランド)もつくっていたら、メーカーさんにメリットはないのでは?と思われがちです。
しかし、NB(ナショナルブランド)商品は常にお客様の需要を把握しながら生産しなければなりません。
作りすぎ、あるいは人気で生産が追いつかない事態が発生する可能性があります。
そんなNB商品とちがい、トップバリュ商品はイオンが注文した分つくればいいので生産計画が立てやすい=収益が安定化します。
メーカーさんにもメリットがあるからこそ、安くても質の良いおすすめできるトップバリュ商品がつくられているのです。
トップバリュ商品はやばい製造元を隠しているのでは?というのは誤解
トップバリュはきちんとしたメーカーさんが作っているのに、世間一般にはやばい製造元でつくられているイメージが強いのには訳があります。
ぱっと見、トップバリュ商品のパッケージには製造元が書いてありません。
しかし、実はよく見ると書いてあるんです。
販売者である「イオン株式会社」の横、あるいは欄外の賞味期限と一緒にアルファベットと数字を組み合わせてた4ケタの固有記号が印刷されています。
この4ケタの固有記号を「トップバリュ製造所固有記号検索システム」サイトに入力してみましょう。
すると、どのメーカーさんでつくられたのか、ちゃんと出てきます。
この表示方法が、消費者に不信感を与えているのも事実です。
なぜ、こんなややこしい方法をとっているのでしょうか?
本来、商品に不具合や不備があった場合、その商品をつくったメーカーさんの責任になります。
しかし、トップバリュ商品に関しては、全ての責任をイオンが負うことになっています。
イオンが会社としての覚悟をしめしたのが、製造元がぱっと見で分からないトップバリュの商品表示なのです。
トップバリュ商品の安さのヒミツとは?
トップバリュ商品は、品質が悪いから安いのではありません。
イオンが企業努力を重ね、PBとして責任を持って出しています。
たしかな製造元でつくり、品質を下げずにコストを抑えることで、トップバリュ商品はやばいくらいの安さとおすすめできる品質を実現しているのです。
そのため、決しておすすめできない商品である、というわけではないのです。
トップバリュの商品は危険?!安全性に問題がある?
イオンがいくらトップバリュの商品について「安心・安全」をうたっていても、「本当に安全?危険なんじゃないの?」と不安に思う人が少なからずいます。
実際、私の母はいまだに食料品を絶対にイオンでは買いません。
実家から一番近いスーパーであるにもかかわらず、です。
トップバリュ商品は、残念なことに過去の危険なイメージが強く残ってしまっているのです。
トップバリュの商品は安全!!問題があったのは過去の話!
たしかに過去のトップバリュ商品には問題がありました。
正直まずいと感じる商品も多かったし、次のような危険で深刻なトラブルも起きました。
- 2008年7月 表示されていないアレルギー物質検出
- 2008年10月 産地偽装された原材料の混入
- 2011年6月 基準値を超える発がん性物質検出
これらトップバリュ商品をめぐる事件が起こった背景として、ネットでは様々な憶測が飛び交っています。
イオンがメーカーさんに無茶な金額を要求したため、やばい材料を混ぜないと採算が取れなかったのでは?
地元の議員さんの圧力に負けてやばい業者を使っていた。
メーカーさんにイオンがなめられていて、いいかげんな商品が納入されていた。
メーカーさんがイオンをだましたんだ!
などです。
いずれにしろ、昔のイオンはトップバリュ商品に対する管理が甘く、検査体制が整っていなかったために数々の問題が起きたと考えられます。
しかし過去に重大な問題が起こったからこそ、トップバリュ製品の安全性はぐんとアップしました。
現在のイオンではトップバリュ商品の検査体制を強化しています。
徹底した品質管理がおこなわれているので、他のメーカーさんと比べてもかなり安全です。
まとめ
- トップバリュの商品はやばいわけではない
- トップバリュの商品はいろいろで、いいものもある
- トップバリュ商品は安くても品質は大丈夫
- 現在のトップバリュ商品は安全
過去を反省した上で、トップバリュはPB(プライベートブランド)として日々進化しています。
かつてやばいとひどい評価をされた商品でも現在は改良されて、有名メーカーのものと変わらないくらいおいしいものも出ています。
やばいという先入観をすてて、安心してトップバリュ商品を選んでみてください。
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