ウルトラファインバブルを採用したシャワーヘッドを使ってみたいけど何を使ったらいいかわからない…
そんなことを考えたことはありませんか?
今回はウルトラファインバブルを採用しているリファとミラブルの比較をしていこうと思います。
他のシャワーヘッドよりも比較的高価なウルトラファインバブルを採用したシャワーヘッド。買って後から後悔なんてしたくないですよね。
慎重に比較するためにもこの記事ではリファとミラブルを様々な観点から比較をしていこうと思います。
結論から言うと、価格重視の方はリファを、効果や安全性重視の方はミラブルを選ぶと良いかもしれません。
機能の観点からみるとリファ、ミラブルともにそこまでの差はないかなといった感じです。
この記事ではこの2つについて詳しく比較をしていこうと思います。
リファとミラブルのウルトラファインバブルとは
リファとミラブルの比較をする前にまずウルトラファインバブルってなにと思われる方もいますよね。
そのため、まずはウルトラファインバブルについての説明をしていこうと思います。
ファインバブルとは、直径0.1mmから0.001mm以下の超微細な気泡のことを指します。
また、ウルトラファインバブルは0.001mm未満の気泡のことを指します。
簡単に言えばとっても小さい気泡ということです。
リファとミラブルではこのウルトラファインバブルが採用をされています。
ファインバブルには面白い性質が存在しています。
マイクロバブルがたくさん入った水は白濁しています。
マイクロバブルはとてもゆっくり水中を浮上し、溶解していくと収縮して消滅してしまいます。
ウルトラファインバブルがたくさん入った水は透明です。
ウルトラファインバブルは水中で浮上することなく、刺激を与えられなければ、溶解も浮上もほとんどすることがありません。
そのため、数週間から数ヶ月の寿命があると言われています。
ウルトラファインバブルには3つの特徴があります。
1つ目は上昇速度が遅いということです。
ウルトラファインバブルは説明したようにとても小さいため、水液中での上昇速度が遅く長い間滞在をし続けることができます。
2つ目は自己加圧効果があるということです。
ウルトラファインバブルは直径が非常に小さいため、水液中での気泡内圧力は非常に高圧化されます。
3つ目は表面電位特性を持つということです。
ウルトラファインバブルは、中性の水中では負に帯電をしています。
そのため、気泡同士が反発をしあって結合をしません。
このような特徴を持つウルトラファインバブルですが、どんな効果を持っているのでしょうか。
1つ目は洗浄力です。
先ほどウルトラファインバブルは負に帯電をしていると説明をしました。
正に帯電した皮脂汚れなどに付着して洗浄力効果が期待をできます。
ウルトラファインバブルが毛穴や、シワの奥に入り汚れを付着します。
簡単に言えば、マイナスとプラスが結合をするため、汚れが取れやすいということですね。
2つ目は皮膚水分量の保持です。
実験を行ったら、皮膚水分量が有意に高値を示す結果が現れたみたいです。
それにより、保湿性改善効果が期待できるそうですよ。
3つ目は保温効果があるということです。
こちらも実験が行われて、肌表面温度が有意に高値を示す結果が出たみたいです。
それにより、保温効果があるみたいです。
このような特徴や効果を持つウルトラファインバブルがリファとミラブルに採用をされています。
効果を試してみたくなってしまいますよね。
リファとミラブルを徹底的に比較
リファとミラブルを様々な観点から徹底的に比較をしていこうと思います。
何かものを購入するときには様々な観点で比較をしますよね。
リファとミラブルも様々な観点から比較をしてみましょう。
今回は「リファ ファインバブルS」と「ミラブルプラス」の商品の比較をしていきます。
費用の比較
何かを買う際に費用を重要視する方は多いと思います。
ここでは本体価格とランニングコストの比較をしていこうと思います。
まずは本体価格です。
リファの本体価格は30,000円です。
一方で、ミラブルの本体価格は44,990円です。
ミラブルには購入特典として、シャワーヘッドとホースが合わない際に使うアダプターがセットでついてくるみたいです。
送料はどちらもともに無料です。
次にランニングコストについての比較をしていこうと思います。
リファではカードリッジの定期交換が不要です。
そのためにランニングコストはかかりません。
続いてはミラブルです。
ミラブルでは定期的に塩素除去用のカードリッジの交換が必要になります。
初回購入した際にカードリッジが一本セットされていますが、使用人数により交換時期が異なるようです。
1年間のランニングコストの目安として、1人の場合12ヶ月、2人の場合6ヶ月、3人の場合4ヶ月、4人の場合3ヶ月ごとに交換が必要みたいです。
カードリッジは1個あたり3,190円です。
そのため2人だと1本、3人だと2本、4人だと3本年内に追加購入が必要になります。
リファは本体価格がミラブルよりも安く、ランニングコストがかかりません。
価格だけで比較をしてみると価格重視の方はリファを選んだ方が良さそうですね。
機能の比較
次は機能の比較をしていこうと思います。
まずは見た目や重量について比較していこうと思います。
この項目は使いやすさに関わってきますね。
では色から比較していきます。
リファはメタリックシルバーで、ミラブルは透明のクリアカラーになります。
リファを選んだ際には高級感が出そうな雰囲気になりそうですね。
ミラブルを選んだ際には透明なのでどんな浴室でも合いそうです。
次は素材です。
リファではABSと言われる合成樹脂などが使われています。
ミラブルではポリカーボネートと呼ばれる素材が使われています。
ポリカーボネートとは、耐衝撃性や、耐久性に優れた素材です。そのため、頑丈で長持ちします。
そして、重量です。
重量は使いやすさに大きく影響をしてきますよね。
重すぎると使うたびに腕が疲れてしまうという方もいらっしゃると思います。
重量はリファでは約250g、ミラブルでは約162gになります。
重いのが苦手だよという方はミラブルを選ぶといいかもしれませんね。
次は取付作業のしやすさの比較です。
この項目に関しては、どちらも差が出ないくらいには取付作業が簡単です。
ではどのように取り付けていくかを説明していきます。
リファ、ミラブル共に取り付け方は一緒です。
まず、最初に使用しているシャワーヘッドを取り外してください。この作業を行う際に注意してほしいことがあります。
蛇口をしめることと、シャワーヘッドを反時計回りに回すようにしてください。
取り外しが終わったら、新しいシャワーヘッドを取り付けてください。
この際には、時計回りに回して取り付けることと、蛇口を開いて放水を確認することをわすれないようにしてください。
取付の作業はなんとこれだけなんです。とても簡単ですよね。
しかし、お使いのシャワーヘッドが対応してなくてこの作業では取り付けられないことがあります。
そんな時には付属の接続アダプターを使って取り付けてみてください。
このアダプターもシャワーホースに取り付けるだけなので、簡単にシャワーヘッドの取付ができます。
接続アダプターに関しては、リファ、ミラブル共に無料プレゼントでもらえます。
続いては水圧の比較です。
リファもミラブルも水圧に関しては調節をすることができます。
なので、モードを変更して自分のお好みの水圧に変更をするといいですね。
では、つづいてはカードリッジ交換の比較です。
価格のところでも述べたように、リファは交換不要で、ミラブルは定期的なカードリッジ交換が必要になります。
そのため、ミラブルはリファよりも少し手間がかかってしまうということになりますね。
効果の比較
ここではリファとミラブルで効果の観点から比較をしていこうと思います。
まずは洗浄力から見ていきます。
ご存知の通り、リファもミラブルもとても高性能なシャワーヘッドです。
しかし、両者には若干の違いが存在します。
まず水流から見ていきます。
リファには4種類の水流があります。
リファではミスト、ストレート、パワーストレート、ジェットの4種類になります。
一方でミラブルでは2種類の水流があります。
ミラブルではミストとストレートで2つの水流の間を自由に調整することができます。
次は優しい水流の際の泡の量の比較です。
リファではミスト水流の時の泡の量になります。
今回比較をする泡の量は1ccあたりの数になります。
ミスト水流の際にはウルトラファインバブルが平均3,150万個、マイクロバブルが400個出ます。
ミラブルではミスト水流になります。
この時には、ウルトラファインバブルが2,000万個、マイクロバブルが2,400個でます。
では次に強い水流と泡の量を比較していこうと思います。
リファではジェット水流となります。
ウルトラファインバブルは平均で1,300万個、マイクロバブルは微量で測定できないみたいです。
ミラブルではストレート水流になります。
ウルトラファインバブルは1,000万個、マイクロバブルは6,000個でます。
そして泡の量に関する公的機関の認可についてです。
リファは認可されていないのですが、ミラブルではFBIAで1b認定があります。
ここまでをまとめると、リファでは
- 4種の水流がある
- 泡の量はミラブルよりも多い
- 公的機関には認可されていない
ミラブルでは
- 水流は2種であるが、自由に調整をすることができる
- 泡の量はリファよりも少ない
- 公的機関に認定をされている
といった感じになります。
続いては保湿・温浴・節水効果を比較します。
まず保湿効果から見ていきます。
リファでは保湿効果が36.3%UPするみたいです。
一方のミラブルでは8%UPするみたいです。
続いて温浴効果です。
リファでは16℃上昇をします。
一方のミラブルでは2.9℃上昇をします。
最後に節水効果です。
リファでは最大67%カットしてくれます。
ミラブルでは約60%カットしてくれます。
保湿効果や温浴効果に関しては、実験内容が異なる内容になっているので単純に比較をすることは難しいです。
しかし、どちらも効果があることは期待できますね。
リファやミラブルの両方とも節水効果が高く水道水の節約が期待できます。
効果面の最後には塩素除去機能について比較をしていきます。
まずはリファです。
リファには塩素除去機能はありません。
一方でミラブルには塩素除去機能がついています。
塩素除去機能で水道水の残留塩素を約80%除去してくれます。
また、それにより肌や髪のトラブルを根本から改善をしてくれます。
塩素除去機能があると、普通のシャワーを使った時に比べて肌や髪へのダメージが少なくなります。
そのため肌や髪へのダメージを気にしている方にとっては塩素除去機能を備えているものを選んだ方がいいでしょう。
効果を重視する方にとってはリファよりもミラブルの方がいいかもしれません。
安全性の比較
この項目では、リファとミラブルの安全性について比較をしていきたいと思います。
髪や肌に直接触れる水が流れてくるシャワーヘッド。安全性は重要になってきますよね。
特に肌が敏感な方や、小さなお子様が家にいる方にとっては重要度が高くなっているかもしれません。
毎日安心して使うために慎重に選びたいところですよね。
ではまず製造国からみていきましょう。
リファは中国で生産されています。一方のミラブルは日本で生産をされています。
生産国が違うからどうということはあまりないですが、自分のいる国で生産されたものにはなんとなく安心感がある方もいるかもしれませんね。
続いて金属アレルギーの方が使えるかどうかの比較です。
リファは残念ながら金属アレルギーの方は使うことができません。
一方のミラブルでは金属アレルギーの方でも使うことができます。
そのため金属アレルギーを持っている方はミラブルを使うようにしてください。
そして、赤ちゃんや子供への使用についてなのですが、両者ともに安全に使うことができます。
ですが、ミラブルには塩素除去機能がついています。
そのため、敏感な赤ちゃんや子供にとってはミラブルの方がより安全であるといった形になります。
サポートの比較
まず初めに返品・返金の制度についてみていきます。
リファでは返品・返金の制度がありません。
一方のミラブルでは返品・返金の制度があります。
ミラブルでは到着後30日以内の返品で全額返金をされます。
この制度はシャワー使用後でも適用をされるため、もし万が一体に合わなかったということが起こっても安心ですね。
では次に、保証期間についてみていきます。
リファでは、一括払いなら1年間、60回分割払いでは5年間といった保証期間になります。
仮にリファを60回分割で支払うとしたら、月々500円になります。
ミラブルでは5年間の保証がつきます。
続いて問い合わせ対応についてみていきます。
リファでは問い合わせ対応が年中無休ですが、8:00~22:00と決まっています。
ミラブルは24時間365日対応をしてくれるそうです。
ミラブルは返品・返金対応があるため安心して買い物ができそうですね。
シャワーヘッドは直接肌にあてて使うものになるため、買い物は慎重になります。
心強いサポートがあるため、サポート重視の方はミラブルを選ぶといいかもしれませんね。
リファとミラブルはどのくらい節水をしてくれるのか
先ほど、効果の比較をした際に、リファもミラブルも節水をするとありました。
では実際にこれはどれほど節水をしているのかをみていきましょう。
まずはリファからみていきます。
リファでは取り付けるだけで水使用量を最大約67%カットしてくれて、節水効果が期待できます。
1ヶ月で水道とガス料金が合計で約2,100円お得にすることができるみたいなんです。
試算条件は次の通りになります。
水道料金は1世帯4人家族で1ヶ月あたりの使用水量は24.3㎥とします。
ガス料金は昇温27℃、ガス消費量換算係数を0.0001162N㎥/kcalとします。
この条件でミスト15%、ジェット12%、パワーストレート40%、ストレート33%として計算をしていきます。
すると、節水効果により、1ヶ月約2,100円お得になるみたいです。
詳しい計算はリファの公式ホームページに載っているので気になる方は見てみてください。
続いてはミラブルをみていきます。
ミラブルでは水使用量を約60%カットをしてくれます。
水使用量60%カットを単純計算すると、水道代が半額くらいになりますね。
ミラブルでは特殊な空気混合方式といった方式を採用しているそうです。
それにより同じ水圧でも水の使用量を大幅に節約することが実現できるようになりました。
節水をしてくれるとはいっても、シャワーヘッドの使い方や使用量などによってはあまり効果が感じられない可能性があるので気をつけてください。
リファとミラブルでみるFBIAとは
FBIAとは一般社団法人ファインバブル産業会の総称のことです。
FBIAが定めた基準に適合をしていることを指定された製品やカタログなどにFBIA製品認証登録マークが付きます。
リファとミラブルはぱっと見FBIAに関連をしているように見えますが、この二つには違いがあります。
FBIAにはFBIA製品認証登録制度というものがあります。
この制度ではFBIAが審査を行い、発生するファインバブルのサイズと個数濃度や効果、製品の品質が確保されているか確認されます。
そして、確認できた製品に、FBIA認証登録マークというものがつけられます。
マークがつくことによって、消費者は安心して製品を購入ができるようになります。
先ほどリファとミラブルには違いがあるとありましたが、その違いは製品認証登録制度にあります。
リファは製品登録制度に登録されています。
これは、事業者が証明するファインバブルの特性とその効果、および品質管理が確認されています。
生産される製品・サービスが登録されるといった感じになります。
一方でミラブルは製品認証制度に登録されていて、その中でも製品性能認証(1b)というものに登録されています。
これは指定試験ラボが証明するファインバブル特性、効果の確認、品質管理の確認がされています。
生産される製品・サービスへの認証がされる形になります。
リファとミラブルのこの製品認証登録制度での主な違いはファインバブルの測定を企業で行うか、指定試験ラボで行うかになります。
リファは企業で、ミラブルは指定試験ラボで測定が行われています。
まとめ
- ウルトラファインバブルはとても小さな泡のことである
- 費用の観点から見るとリファの方がいい
- 機能の観点で見るとあまり差はない
- 効果の観点で見るとミラブルの方がいい
- 安全性の観点で見るとミラブルの方がいい
- サポートの観点から見るとミラブルの方がいい
ここまでの記事でリファとミラブルの比較や、節水、FBIAとは何かをみてきました。
リファとミラブルがそれぞれどのような特徴があるかわかったと思います。
高価な買い物だからこそ失敗したくないですよね。
自分が重要視する点を見比べながら、いい買い物ができるようにしてください♪
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