マウスホイールが空回りして、パソコンの画面がスクロールできない!
日々の生活にネットが必要不可欠な現代は、マウスの挙動がおかしくなっただけでとても困ります!
この記事では、マウスホイールが空回りする原因と、それぞれの原因に対する対処法を紹介しています。
マウスホイールが空回りしてしまっては、パソコンを操作するのがとても困難になります。
「週明けに大事なプレゼンがあるのに!」
「急いでるのに、マウスがおかしいからパソコン使えない!」
マウスホイールが空回りしている原因をいち早く突き止めましょう。
そしてできるだけ早くマウスが操作できない状況を脱出しましょう!
また、マウスの挙動がおかしいのは、マウスホイールの空回りが原因ではない可能性もあります!
マウスホイールの空回りが原因ではない対処法も紹介しています。
マウスホイールが空回りする原因は?
マウスホイールが空回りしておかしくなった時は、まずマウスが保証期間内か必ず確認しましょう!
購入したマウスのメーカーや価格にもよりますが、約数か月〜一年の間の故障は交換対象になる可能性があります。
保証期間が過ぎている、あるいは保証書を紛失した等の場合は、マウスホイールが空回りしたときの対策法を確認していきましょう。
マウスホイールが空回りした際に考えられる原因は3つあります。
- マウスのホイール内部にゴミやホコリが混入している
- マウスの不具合
- マウスとパソコンの接続不良
では、3つの原因を解決できる対処法を確認していきましょう。
マウスホイールに埃が混入している場合
マウスホイールが空回りする際は、第一にマウスホイールに埃が混入していないか確かめましょう。
マウスホイールが空回りしている原因のうち、圧倒的に多いのが埃の混入です。
マウスはケース等に入れて保管しない限り、四六時中外気にさらされています。
空気中を浮遊している埃は、知らないうちにマウスの上にたまります。
また、手に油分や汚れが付着した状態でマウスを使っているとどうなるでしょう。
知らないうちに、ホイール内部には埃がこんもりたまります。
おそらく、毎日マウスのホイール部分を掃除しているという方はなかなかいないでしょう。
マウスホイールに埃が混入した際の対処法は2つです。
- エアダスターで掃除する
- 分解する
では、マウスホイールに埃が混入した際の2つの対処法を解説します。
マウスホイールをエアダスターで掃除する
もし自宅にエアダスターがある場合は、マウスホイールにエアダスターを吹き込んでみましょう。
強力なエアーで邪魔な埃がかんたんに取れる場合があります。
もし、一度吹き込んでもマウスホイールが空回りする場合は、エアダスターのエアーを吹き込む方向を変えて吹き込んでみましょう。
エアダスターは、パソコンのキーボードやパソコン本体を掃除する際にも役立ちます。
一つは自宅に置いておきたいですね。
もしも、エアダスターがない場合はどうすればいいのでしょうか。
エアダスターが手元にない場合は、ピンセットを使いましょう!
マウスのホイール部分を浮かすようにマウスを逆さに持って、ピンセットですきまにたまった埃を取り除きましょう。
力任せでピンセットをぐりぐりとねじ込むとホイールの軸がはずれてしまう可能性もあるので、ピンセットは丁寧に使ってくださいね。
また、マウスには基盤など精密な細かい部品が内蔵されています。
マウスホイールに埃がたまっているからといって、細い棒などを差し込むのは避けておきましょう。故障の原因になります。
マウスを分解する
分解する対処法はできれば避けたいですよね。
精密な機器が苦手な方は、やめておいた方が無難です。
マウスを分解したあと、元に戻せなくなる可能性もあります。
ですが、精密機器の修理や分解が得意な方には、お茶の子さいさいかもしれません。
分解する際は、マウスに内蔵されている基盤に素手でさわらないようにしましょう。
基盤は非常にデリケートで、手に付着している水分や油分がついただけでショートしてしまう恐れがあります。
マウスを分解する際は、非伝導性であるゴム手袋を装着してから挑みましょう。
また、マウスの分解にY字型のドライバーが必要になることもあります。
どんなドライバーを使えば分解できるのか、自分が持っているマウスを今一度確認しましょう。
マウスを買い替える
「いや、もうかなりの年数使っている古いマウスだし分解するのはちょっと…」
そんな方はマウスを買い替えましょう。
マウスも高額なものから安価なものまで幅広く種類があります。
マウスホイールではなくマウス本体に不具合が生じている場合
マウスホイールの不具合ではなく、マウス本体に不具合が生じている可能性もあります。
マウス本体に不具合が生じた際の対処法は、3つです。
- マウスの電池切れ
- マウススクロールの設定変更
- マウス本体の故障
マウスホイールを掃除して埃を取り除いても、マウスの挙動がパソコンに反映しない場合はマウスの電池を交換してみましょう。
マウス本体も電池で駆動しています。
なんらかの理由により、マウスのスクロール設定が変更になっているためマウスの挙動が反映していない恐れもあります。
マウスのスクロール設定を変更する手順は以下の通りです。
Windows 10の場合
- デスクトップのWindowsメニューをクリック
- 歯車アイコンの設定をクリック
- デバイスをクリック
- マウスをクリック
- 「マウスホイールでスクロールする量」を複数行に調整する
- 「その他のマウスオプション」をクリック
- 「ホイール」をクリック
- 1度にスクロールする行をデフォルトの3に調整する
マウスの電池を交換しても、マウスのスクロール設定を変更しても、パソコンにマウスの挙動が反映しない場合はマウスが故障しているのかもしれません。
マウスホイールを掃除しても、マウスの電池を交換しても、マウスの挙動が反映しない場合はマウスの買い替えを検討しましょう。
また、マウスを複数持っている場合は、もう一方のマウスをパソコンに接続してみましょう。
異なるマウスを接続することによって、マウスに不具合が生じているのか、パソコンに不具合が生じているのかを判断できます。
もう一方のマウスの挙動もパソコンに反映しないという方は、パソコン側の不具合かもしれません。
マウスホイールではなくパソコンに不具合が生じている場合
マウス本体に不具合が生じていなければ、パソコン側に不具合が生じている可能性があります。
パソコン側に不具合が生じている場合の対処法は、3つです。
- マウスを再接続する
- パソコンを再起動する
- パソコンで開いている全てのアプリケーションを閉じる
マウス本体が起動していても、パソコンと接続されていない可能性もあります。
マウスの電源を切り、再接続し直しましょう。
USBタイプのマウスは、ポートから外し再度差し込みましょう。
またBluetoothタイプのマウスは、マウスの電源を入れ直して、再度ペアリングさせましょう。
マウスを再接続させてもマウスの挙動がおかしい場合は、パソコンを再起動させてみましょう。
また、その際はパソコンで開いているアプリケーションを閉じましょう。
ジェスチャーアプリがバックで起動しているかもしれません。
マウスが動かずアプリケーションを閉じるのが困難な場合は、強制終了になってしまう恐れがあります。
マウスホイールが空回りする原因はゴムの汚れ!
マウスホイールが空回りする原因は、埃の混入やマウス本体やパソコンの不具合だけではありません。
マウスホイールが空回りしているのは、ゴムの汚れが原因になっている可能性もあります。
手に油分や汚れが付着した状態でマウスホイールに触れると、ホイールのゴム部が油分を吸収してしまいます。
また、経年劣化でゴムにゆるみが生じると、軸やプラスチックの歯車がうまく駆動しません。
まずは、ゴムの汚れを拭き取ってみましょう。
用意するもの
- 綿棒
- 消毒用エタノールか無水エタノール
綿棒に消毒用エタノールを浸み込ませてゴム部分の汚れを拭き取っていきます。
綿棒の綿がマウスホイールのゴムに付着しないように、ゆっくりと拭き取っていきましょう。
綿棒に浸み込ませるのは、消毒用エタノールです。
ハンドジェル等は、手を保湿するための油分が含まれているので、ハンドジェルを使うのは避けましょう。
マウスホイールのゴムの汚れを拭き取っても、ホイールが空回りしている場合は、内部の軸や歯車がかみあっていない可能性があります。
分解して直したいという方は、必ず非伝導性のゴム手袋を装着してから分解しましょう。
マウスホイールが空回りした際の修理費用
マウスホイールが空回りしたけど、修理費用は一体どれくらいなのでしょうか。
マウスホイールが空回りしても分解できない方もいるでしょう。
マウスホイールが空回りした際の修理費用は3,000円程度です。
ですが保証期間が過ぎている際は、修理費用に調査費が加算されるため5,000円を超える可能性があります。
保証期間内であってもマウスなどのサプライ機器は、有償修理になるメーカーもあります。
どうしてもマウスを買い替えられないという方は、修理にだしても良いでしょう。
修理費用が高額だと感じる方は、マウスの買い替えも検討しましょう。
まとめ
- マウスホイールが空回りしている原因の大半が埃の混入である
- マウスホイールが空回りしている場合は2つの対処法がある
- マウスホイールではなくマウスの挙動がおかしい場合はマウス本体かパソコンに不具合が生じている可能性もある
- マウスホイールのゴムの汚れが原因で空回りしている可能性もある
- マウスホイールが空回りしたときの修理費用は3,000円程度である
- マウスの挙動がおかしい場合はマウスの買い替えも検討すべきである
マウスホイールが空回りする原因は、埃が混入してホイールがうまく回らない状態にあるからです。
日頃からマウスホイールをエアダスターで掃除し、ホイールが空回りしないよう予防しましょう。
マウスは外気に触れたままの状態が多く、埃が浮遊している中で保管されています。
お気に入りのマウスで買い替えはできないマウスなのであれば、ケースに入れて保管しましょう。
また、マウスの挙動がおかしい場合は、マウスホイールが空回りしているだけではなく、マウス本体やパソコンに不具合が生じている可能性もあります。
マウス本体やパソコンに不具合が生じている場合は、マウス本体やパソコンの対処へと転じましょう。
それでもマウスホイールの挙動がおかしい場合は修理や買い替えも検討してみてくださいね。
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