最近、手軽で健康にも良さそうなフルグラが、とても流行っていますね。
いろいろな種類が売られていて、どのフルグラも美味しそうなものばかりです。
牛乳を注ぐだけで手軽に食べられるフルグラは、忙しい朝には非常に便利な食材です。
ですが、このフルグラを食べ続けていると、太るといった話を聞いたことはありませんか？
痩せると期待していたら、かえって太る結果になってしまった人が多いそうです。
ダイエット効果を期待していたのに、太るのは少しショックですよね。
フルグラを食べると、本当に太るのでしょうか。
フルグラをダイエット目的で食べている人には、とても気になるところですよね。
今回は、そんなフルグラの栄養素やカロリーなどに焦点を置き、どうして太ると言われてしまうのか調べてみました。
フルグラを食べると太るのは栄養価が高いから
最近では、手軽さも魅力なことから、朝食にフルグラを食べているといった人も多いと思います。
ザクザクした触感が、なんとも美味しいですよね。
コンビニやスーパーなどでもたくさん扱っているため、食べたことがない人でも、商品を目にしたことがあるのではないでしょうか。
フルグラは、牛乳をかけてもしっかりとした食感が楽しめるところが、食べ応えがあって嬉しいところでもあります。
ですが、フルグラを食べ続けると太るといった話も良く聞きます。
どうして太ってしまうのか。
そこで、フルグラにはどのような栄養素が含まれているのか調べてみました。
フルグラとは、オーツ麦やライ麦などの穀物を主原料にしているフルーツグラノーラです。
タンパク質や食物繊維が豊富な他、ビタミンB1、B2、E、カリウム、カルシウム、鉄分などもバランス良く含まれています。
穀物だけではなく、ドライフルーツもたくさん入っていますので、ミネラル類も豊富に含まれています。
フルグラの1食分ですが、規定量は50gとなっています。
この1食分で、1日に必要なビタミンの約1/3が摂取できると言われています。
鉄分に関しては、フルグラ1食分にほうれん草10食分が含まれているとのことです。
こうしたところを見ると、太る要素よりも身体に良さそうなイメージが先行してしまいます。
そして、身体に良さそうだからと、ヘルシーなイメージに繋がってしまうのではないかと思います。
きっとこのようなことから、十分な認識がないまま、ダイエットに向いていると思い、フルグラを食べている人も多いのではないでしょうか。
太るという結果も、このような認識不足が起こしたものだと思います。
ですが、フルグラの栄養素やカロリーなどをしっかり抑えて食べ方を工夫すれば、太ることもかなり防ぐことができます。
まずは、しっかりと太る理由を知って、理解することが大切だと言えます。
フルグラを食べて太るのには理由がある
あなたはフルグラを食べる時、ちゃんと計量してから食べていますか?
多分、ほとんどの人が、目分量で器に入れているのではないでしょうか。
フルグラで太る理由のほとんどは、食べる量が守られていないところにあります。
1食分の規定量は、想像以上に少ない量なのです。
フルグラの1食分は50gとありますが、その50g当たりのカロリーはどのくらいあると思いますか?
実は1食当たり223kcalもあり、意外と高カロリーな食べ物なのです。
しかも、牛乳を200mlかけて食べるとなると、合計362kcalにもなってしまうのです。
そして、注意しなくてはならないのが、含まれている砂糖の量がかなり多いというところです。
使われている原材料のうち、3番目に多く砂糖が使われています。
カルビーのフルグラですと、定番のもので1食分50gの中に、砂糖は小さじ1杯である8gが入っているそうです。
これは、シュガースティックですと2本～3本くらいの量になります。
ですので、甘くて美味しいからと、ついつい食べ過ぎてしまうことがあると、あっという間にカロリーが凄いことになってしまうのです。
それから、脂質が多いところも気になります。
フルグラ1食分の総カロリーが多いのは、脂質が多いからといった理由もあります。
よく、朝食で牛乳をかけたフルグラの他に、バナナやヨーグルト、サラダなども一緒に食べている人がいます。
これでは、完全にカロリーの摂り過ぎになってしまい、ダイエットを意識している人には逆効果になり太る原因になってしまいます。
フルグラの1食分は50gと言いましたが、実際の見た目はどのくらいなのでしょうか。
一度きちんと計量してみるとわかりますが、小ぶりのお茶碗で軽く1杯、計量カップの8～9分目くらいです。
かなり少ない量ですが、そこにたくさんの栄養素、カロリーなどが詰まっているのです。
この量は意識していないと、すぐに食べ過ぎてしまうでしょう。
あと、シリアルですと、お菓子として食べてしまうケースもあります。
食感が良いのでお菓子感覚になってしまい、気が付いたらたくさん食べてしまったなんていうことも。
ましてや、フルグラは砂糖が多いので、砂糖の中毒性という危険にも注意が必要です。
砂糖は依存性が高いので、なかなか食べるのをやめられない人が多いのです。
太る理由の1つに、砂糖への依存症があるということは、フルグラを食べたことがある人ならわかると思います。
甘くて美味しいので、ついつい食べ過ぎる傾向にあるのです。
太ることを避けたい人は、必ず1食50gということを守って食べることが大切です。
フルグラを食べると太るを痩せるに近づけるコツ
フルグラで痩せるには、こうしたフルグラの栄養素を踏まえたうえで工夫することがとても大切になります。
まず、フルグラ1食分の規定量を守れるように、最初から1食分ごとに小分けしておくことをおすすめします。
購入したら、最初に袋のフルグラをすべてスケールで計り、1食分ごとにラップで包みます。
包み終わったら、ジップロックなどにまとめて入れて、冷蔵庫に入れて保存します。
このようにしておけば、いつでも手軽さを損なわず、食べ過ぎることも防ぐことができます。
そして、フルグラに牛乳をかけて食べている人は、その牛乳をヨーグルトにかえてみましょう。
牛乳もカロリーが高めなので、太る要素の1つです。
ヨーグルトに変更すれば、乳酸菌も摂取できるメリットもあります。
それから、フルグラで不足しがちなタンパク質を補えるといった効果もあります。
フルグラにかけるヨーグルトは、150g程でも結構な食べ応えになるのでおすすめです。
さらに、フルグラにたくさん含まれている繊維質が腸内で善玉菌の餌になるので、相乗効果で腸内環境を整えてくれます。
便秘がちなせいで太るといった人には、この効果で痩せることも期待期待できます。
かけるヨーグルトは、無糖タイプのものか、高タンパクなギリシャヨーグルトがおすすめです。
ヨーグルトが苦手という人は、牛乳を豆乳に変更するといった工夫でも、かなりカロリーが抑えられます。
豆乳は、タンパク質や鉄分を維持しながら、牛乳よりもかなり脂質を抑えることができます。
それから、フルグラ単品だけでもかなりの栄養価になっているので、トッピングやサラダなど一緒に食べるのは控えましょう。
1食分の量が少ないので、なるべく満足感を得るために、ゆっくりよく噛んで食べるように心がけましょう。
しっかり噛むことによって、満腹中枢を刺激することができます。
少ない量のフルグラでも、しっかりと満足感を得られれば、痩せるために食べ過ぎないで我慢できるようになります。
フルグラは、本当にたくさんの種類が売られています。
味のバラエティーが豊富なのは言うまでもなく、プロテインや鉄分など、栄養素を強化したタイプも売られています。
その中の1つに、糖質オフのフルグラもあります。
スーパーですと置いていないことも多いですが、今ではネットで簡単に購入できます。
痩せる効果を期待してフルグラを食べたい人には、こうした商品も良いでしょう。
フルグラで太るのは食べ過ぎているから
結局のところ、フルグラで太るのは、食べ過ぎてしまうことが一番の原因なのです。
私自身の経験でもわかりますが、今までフルグラを食べた時に、きちんと計量して食べたことはありませんでした。
フルグラを食べる時というのは、たいてい忙しい時なので、雑に容器に入れてしまうことがほとんどだったように思います。
それから、少し小腹が空いた時に、お菓子のように食べてしまったこともありました。
フルグラというのは、あくまでも手軽にたくさんの栄養素を摂取できる食べ物で、ダイエットに特化しているものではありません。
いくら食べても太らないといった食べ物とは、根本的に違うことを理解しなくてはいけません。
適した量以上を食べ続けてしまえば、栄養価がたくさんあるのですから、太るのは当たり前のことだと言えます。
ですので、本来痩せたいと思っている人が率先して食べるものとしては、あまり適していない食べ物です。
ただ、フルグラも工夫しだいで、太ることを極力抑えることはできます。
1食分の規定量をきちんと守ることが、太ることを遠ざける一番の方法なのです。
まとめ
- フルグラは栄養価の高い健康食品で、ダイエット食品とは違う
- 太る原因の多くは、規定量より食べ過ぎているから
- フルグラを食べる時は、1食分の量を把握して守る
- フルグラで太らないためには、食べ方を工夫する
- 太るのを避けたい人は、糖質オフのフルグラを試してみる
フルグラを食べ続けて太る原因が、具体的にわかったと思います。
フルグラ自体は、手軽にバランス良く栄養が摂れるので、とても良い食べ物だと思います。
太るのは規定量よりも食べ過ぎてしまうからだと理解できれば、工夫の仕方はたくさんあります。
ちょっとした工夫で、かなりのカロリーが抑えられるということもわかりました。
こうしたことを踏まえて、フルグラを食べる時には太らない工夫をすることが大切ですね。
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