サブスクリプションとレンタルって、買うよりお得に済ませられるって聞くし、素敵な商品と巡り合えることもあるので魅力的ですよね。
私もやってみたい!と思って始めたひとりなのですが、ウェブで調べるだけじゃ違いもよくわからないし、結構落とし穴も大きくて…。
例えば、いつもレンタルしてたあの商品が、実はサブスクでもっと安く借りられたとか、サブスクの解約を忘れて全然使っていないのにお金を支払い続けていたとか。
企業戦略の意図もわかりますが、消費者とて損はしたくないもの。
結局、サブスクとレンタルの違いって何なの?
というわけで今回は、サブスクとレンタルの違いを交えつつ、使い方アイデア集、また損をしないための注意点などを紹介していきたいと思います!
サブスクリプションとレンタルの違い
さっそく、お得な使い方について言及していきたいところですが…。
その前に、この二つの違いについてお話ししたいと思います。
もうご存じの方や、結論が知りたい!という方々は、記事の最後尾をお読みください。
それでは、本題に入りましょう。
この二つの違い、それは「自動更新か否か」です。
サブスクリプションは一度加入してしまえば、基本的に同じ金額でサービスを継続的に受けられます。
それ対して、レンタルは一回一回貸し出し申請をしなければならないうえ、その商品ごとにお金を払わなければなりません。
つまり、自動化、定額制という点ではサブスクの方が使いやすいのです。
しかし、ここに落とし穴があります。
その落とし穴とは、「加入したことを忘れ、お金を払い続けてしまうこと」。それぞれの詳しい説明や注意点は次でご説明します。
サブスクとレンタルの仕組みとは
説明の前に、ちょっと歴史のお話を挟みましょう。
ここ十数年間で急激に耳にすることが多くなった、この二つの言葉。
実はかなーり昔からあるサービスなのです。
特に「レンタル」は、利用したことがあるのではないでしょうか。DVDや漫画を借りたことなんてない、という方もご多分に漏れません。
なぜなら、この言葉は賃貸とも言い換えることができるからです。
そう、レンタルとは多くの方が知らず知らずの内に利用しています。
- 賃貸物件
- 漫画やDVDの貸し出し
- 防音性の高い個室と機材を一定時間提供するカラオケボックス
- 金銭の貸し出しサービス
これらは一例ですが、極めて馴染みの深い仕組みなのです。
一方でサブスクリプション。こちらは人により生活との密着度が変わってきます。
例えば、以下のようなものもサブスクとして挙げられるのです。
- 一定の額(税金)で本を何度でも貸出してくれる図書館
これがサブスクリプションの仕組みに当たります。
この違いによるメリット、デメリットは少々長くなってしまうので、あとにある見出し「サブスクとレンタルの使い道とデメリット」でご説明させていただきます。
サブスクとレンタル、どっちがいいの?
サブスクとレンタルの違いはわかったけど、どっちの方がお得なのだろう?
たくさんのサービスに触れるたび、こういった不安や疑問が沸き上がってきますよね。
どうにか解消したくて色々調べてみるけれど、なんだかごちゃごちゃしてて、どっちがいいのか余計にこんがらがってしまうこともしばしば…。
そこで、今回はお金の問題に絞って、さらに判断基準を一つにしてみました。
その判断基準とは、「サービスを頻繁かつ継続的に使用するか否か」。
この基準は、サブスクのデメリットを相殺するために作りました。
というのも、一定の料金でいくらでもサービスが使えるという利点を多くのサブスクは持っていますが、全くサービスを使っていないときにもそれが適用されてしまいます。
つまり、使っていないのにお金だけ支払っている、という状況が完成してしまうのです。
一方で、レンタルに焼肉食べ放題のような利点はありませんが、サブスクのように決まった額を払い続ける必要がありません。
使った分だけ払えばよいので、安心できますね。
つまり、サービスを頻繁かつ継続的に使用するのであればサブスクが、そうでないのであればレンタルがお得という訳です。
これらを踏まえ、どっちのサービスを利用するかは、使用頻度を考えて選ぶといいのではないでしょうか?
- サブスク:よく使うサービス
- レンタル:年数回程度使う物
以上の二点に気をつけておけば、お金での失敗は少なくなるかと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
それでは、次の見出しでより詳しい使い道とデメリットをご紹介していきます。
サブスクとレンタルの使い道とデメリット
さて、ここまでで二つの違いをまとめてきましたが、それだけでは具体的な使い道がイメージできませんよね。
この見出しでは、実生活と交えてイメージしてもらいつつ、デメリットを添えていきます。
サブスクリプション
サブスクの使い道には、以下のようなものがあります。
- サブスク対応の美容院で、いつでも素敵な理想の髪形に
- 香水お試しサービスに加入して、素敵な香りとの出会いを期待
- 毎月届く健康に良いおやつでダイエット
- 季節の花お届けサービスで、華やかなお部屋に
- 理想の家具/家電を見つけて、より良い暮らしへとステップアップ(レンタルでも対応可)
- 好きな雑誌を割安で楽しむ
- ちょっと気になるあの本を、サブスクで読んでみる
- お店に行くのは苦手だけど、いろんなお洋服を試してみたい方に
- 大好きなあのお店の味を、月一回払いで何度でも
ちなみに私は、定期的に仕入れたい情報を発信してくれているサービスに加入しています♪
サービスはまだまだあるので、是非あなたに合ったものを見つけてみてください。
ただ、サブスクリプションの「定期購入制」と「無料体験キャンペーン」には、くれぐれもご注意いただきますよう。
というのも、サブスクはサービスを利用しなくとも、解約手続きをしない限り、定額支払われ続けてしまうからです。前の見出しで説明したとおりですね。
特に、商品が情報である場合と店舗内でのサービスである場合は要注意です!
【商品が情報である場合】
- 定期月額/年額制のアプリ内課金
- 映像媒体・電子書籍のみ放題/読み放題
【店舗内でのサービスである場合】
- 美容院
- 飲食店
これらのサブスクは、引っ越しやスマホの機種変更の際に存在を忘れてしまいがちです。
その対策として、加入する場合(特に無料体験期間中の入会)は、必ず「名前・料金・更新日」をメモしておきましょう。
加えて、不自然な出費を見つけた時や月末・年末の家計簿を付ける際に、サブスクの見直しをしておくと安心です。
なお、体験キャンペーン中に入会したサブスクは、期間内に退会手続きを踏まないと自動更新(有料化)されてしまうのでお気を付けください。
レンタル
レンタルの使い道には、以下のようなものがあります。
- 季節行事用品のレンタルで、置き場所の心配なく楽しめる
- 子供の行事に合わせた高性能カメラのレンタルで、思い出に残る一枚を
- 人生の節目のお洋服をレンタルして、探し物の心配もなし
- 好きだった漫画を読みたくなった時に
- ジムに通い続けられる自信がないあなたには、シューズやユニフォームのレンタルがおすすめ
- 年賀状の量が多くてコンビニに行きづらい方にはぜひ、プリンターを
- いろんな商品を試したいけど、物は増やしたくない方に
私は、「ちょっとだけ試してみたい」ものや「年に数回必要だが、買いそろえるのは億劫なもの」がいる時に利用しています♪
サブスクリプション同様、サービスはまだまだあります。ぜひあなた好みの会社を探してみてください。
さて、レンタルサービスを利用する際のデメリットですが、「延滞料金」と「サービス利用料金と商品購入料金の差」の二つになります。
まず延滞料金とは、既定のレンタル期間を超えて尚、返却しなかったときに発生する上乗せ金のことです。
これに気付かず借り続けてしまうと、とんでもない金額に膨れ上がっていることがあるので注意しましょう。
私もよく忘れちゃうので、スマホのカレンダーアプリに返却日を入力して、期日の二~四日前に通知されるよう設定しています。
同じ悩みがある方はぜひお試しください♪
つぎに、サービス利用料金と商品購入料金の差とは、(商品価格)ー(同一商品のレンタル合計価格)で導き出せる差額のことです。
ここを確認しておかなければ、実は購入した方が安かった、と後悔することになるかもしれません。
例えば、二万円のポットを二千円/月でレンタルした場合、 「20,000-2,000=18,000」で一万八千円の利益になります。 しかし、一年もすれば、レンタル料金は二万円を超えてしまうのです。
文字にしてみれば小学生でもわかるような内容ですが、私たちはこの現象にびっくりするほど簡単に引っかかってしまいます。
レンタル商品・会社を選ぶ際は、これらのデメリットに十分お気を付けください。
まとめ
- サブスクはよく使うサービス、レンタルはたまに使う物と使用頻度の違いで使い分け
- 加入したサブスクの名前と料金、更新日とレンタル商品の返却日はメモしておく
- サブスクは無料体験期間後の自動更新にご注意を
- レンタル・サブスクのいいところは、物が増えないこと
- レンタルするときは、(使用予定期間)×(レンタル代)の計算をお忘れなく
以上の違いにさえ気を付けていただければ、ほとんどの失敗は防げるはずです。
あとは、あなたのライフスタイルに合わせて、サブスクとレンタルの違いを有効活用しましょう!
「これちょっと試してみたいな」「模様替えをらくにしたいな」や「いつでも綺麗なわたしでいたいな」を叶えるツールとして、これらを存分に役立ててくださいね。
コメント